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9.11 藤沢中学校の真相 (1) [what is it?]

「9.11テロは自作自演」と発言した藤沢市の中学校教諭が謝罪をした、というニュースを知ったのは、6月はじめのことである。電車の乗り換え案内を見ようとして、携帯電話をインターネットにつなぐと、ヤフーのポータルサイトが表示され、画面下にフラッシュニュースとして流れた。

随分と奇妙なニュースだぁ、と感じたが、出張中だったこともあり、その時はキチンと調べることはしなかった。気になったので、テレビのニュースなど注意したりはしたが、そうしたところには出てこなかった。

私がフラッシュニュースを見たときの最初の印象はこうである。

藤沢市の中学校の先生が、「9.11のテロはアメリカの自作自演だ」と云い、問題になったので、謝罪したらしい。一体、どういう成り行きで9.11は自作自演だと言ったのだろうか?自作自演説(陰謀説)というのは、日本の国会でも取り上げられていることだし、そのように発言することは問題なのだろうか?どうして謝罪したのだろうか?説明すれば良いだけではないのか?どのような圧力があり、どのように謝ったのだろう・・・・・。

そうして、一週間位してからインターネットで調べ、ニュースの出所と詳細を知った。

毎日新聞 2008年6月5日 2時30分(最終更新 6月5日 2時30分)
http://mainichi.jp/select/today/news/20080605k0000m040168000c.html
===(以下引用)========================================

失言:「9・11テロは米の自作自演」 藤沢中学教諭謝罪

神奈川県藤沢市石川の市立善行(ぜんぎょう)中学校(塚原喜三校長、449人)の20代の男性教諭が5月下旬の授業中、米同時多発テロ(01年9月11日)について「9・11テロは米国の自作自演」と発言していたことが分かった。生徒から聞いた関係者が市教委などに抗議し、同中は今月1日、PTA役員らを集めて謝罪した。

同中から報告を受けた市教委によると、教諭は社会科担当。5月26~29日に、2年生の4学級(145人)のそれぞれの授業でこの発言をした。授業を受けた生徒から「本当に自作自演なの」と尋ねられ、驚いた親族が「こんな授業をしていいのか」と同中や市教委に抗議し発覚した。

市教委の桑山光生学校教育課長は「教諭本人は、物事の見方は一つじゃない、と説明する例として『自作自演との説もある』と言いたかったようだ。しかし、あまりにも例が悪すぎた。厳重注意する」と話している。【永尾洋史】

===(引用終了)========================================

これを読んだ私の感想は、やはり最初に感じたこととほぼ一緒であった。9.11がアメリカの自作自演である、という説と、アメリカの自作自演ではない、という説の両方があってもおかしくはない。部分的な自作自演もあるかもしれない。もし、教師が自作自演説を強く信じているとしたら、それを合理的に説明することが最初にすべきことで、それもせず謝罪するというのは「自作自演である」と言い切るのと同様、バランスを欠いている、と感じた。

一体全体どうなっているのだろう、と思った私は、直接、中学校に聞いて見ようか、と思った。と同時に、「マスコミの歪曲報道をただした市民メディア-報道に疑問感じたら自分で調べることが大事」という JanJan の記事も知り、どうやら状況は、毎日新聞の記事から受ける印象とは随分と違っていることを認識した。

そこで私は、中学校の校長先生ではなく、新聞記事の中でコメントしている市の教育委員会に電話をして状況はどうであるのか尋ねてみた(6月13日)。

最初、記事でコメントしている桑山氏はおられなかったので、他の方と話をした。しかし、詳細がわからないので、桑山氏が後からこちらに折り返し連絡をくれた。概ね、JanJan の記事と同じであるが、私が聞いたことをまとめると次のようになる。

====(桑山氏の話)====

教育委員会に電話をかけた人がいて、その人は「自分の甥っ子が、中学校に通っている」と名乗り「授業で、9.11は自作自演と云われ子供が驚いている」と抗議した。そして、この件を「マスコミにも流す」と云った。

教育委員会が学校に問い合わせたところ、学校の授業では「物事には色々な見方がある」というテーマの中で「9.11テロはアメリカの自作自演という説もある」と触れたらしい。「自作自演である」と断定した表現ではなく、説もある、と生徒にきちんと説明していたことを確認した。

とはいうものの"抗議"を受けたことは事実なので、たまたま会合があったので親御さんなどと、どのように対応するのが良いか相談した。相談内容は、勘違いしている生徒がいると困るので、その説明を、全体集会でするか、もともと社会科の授業ででた話なので、社会科の授業で行うか、といったようなものだった。

今に至るまで、最初に電話をかけてきた人が誰であるか特定されていない。「アメリカによる自作自演」であると勘違いした生徒がいるのかどうかわからないが、少なくとも一名も確認されていない。保護者からの苦情も一件もない。

新聞の記事には「物事の見方は一つじゃない、と説明する例として『自作自演との説もある』と言いたかったようだ」と桑山氏が語ったことになっている。しかし、桑山氏は、新聞社から電話があった際にこのような表現はしていないと断定した。「言いたかったようだ」とまるで、担当教諭の心中を私(桑山)が想像して語っているかのように記述してあるが、そんな風には云っていない。「"説"もある」と教諭が発言していたことを、記者にはきちんと説明したそうだ。ところが記事を見てびっくり。この件については「憤慨している」と語った。

====(以上、桑山氏の話終了)====

補足:

以上が桑山氏からの話である(文責は筆者)。桑山氏と話をする前に、教育委員会の別の人と少し話をしたが、その際に「あまりにも例が悪すぎた。厳重注意する」という点について聞いた。この点については「例としては悪い」と認識しており「指導上の注意」を与えたそうである。なぜ、例えとして悪いのか、という当方の質問に対しては、「死んでる人もいるし、人権上の問題があるから」との回答を受けた。


というわけで、私は、毎日新聞側の見解を聞いてみようと、電話をかけた。

to be continued...



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